心のふるさと。日本の京都、世界のイタリア

 

何年か前に会社の研修制度を活用して海外旅行に行ったんですよね。

研修テーマはほんとなんでもよくて、四国お遍路でもいいし、北海道一周でもいいし、英会話でもダイエットでも、なにか人間力を養う成果があれば良いというもので色々考えましたが、最終的にはイタリア1人旅にしたんです。

ちょうどミラノ万博が開催されていた年で、地元愛知の愛・地球博以来、海外の万博も見てみたかったし、世界遺産登録数世界一を誇る観光大国に魅力を感じたものですから、海外に行くならイタリアで決まりだなと。。

軍資金は会社から支給される40万円、貯まっている有給休暇を使って連続30日の予定です。

渡航費を往復15万円に抑えて、あとは宿泊代と国内移動費に充てる感じかな。

全部領収書による後日請求になるので、使えるのはそのぐらい。

食費は請求不可です。

本当は添乗員付の団体ツアーの方が心強いし、それでも良いのですが、30日滞在できるツアーはさすがに無く、そもそも予算内に収まるとは思えなかったので、自分で企画することにしました。

まずは航空チケット

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色んな会社を比較して一番安かったアリタリア航空を予約。

往復13万円(勿論エコノミー!)でした。

ただ人によっては日本人のCAがいて日本映画が観れるJALの方が良いかもです。3万円は高くなっちゃいますけどね。。

 

企画は、最初に成田経由でミラノへ。

一週間ほど滞在して万博を堪能しコモ湖にも足を伸ばしつつ、その後は

ベネチア、ボローニャ、フィレンチェ、ピサ、ローマ、バーリ、アルベロベッロ、アマルフィ、ナポリ、

シチリア島にフェリーで渡って

カターニャ、タオルミーナ、ラグーザ、トラパーニ、パレルモ

そしてローマと成田経由で名古屋に帰国

 

海外旅行,クレジットカード

といった旅程で、僕としては人生初めての壮大な旅行計画になりました。

 

さて渡航準備に入り、ネットや本(地球の回り方)を熟読しながら必要なものを揃える訳ですが、

何は無くともパスボート、そして現金

パスポートは9年前に会社で作ったものでしたが、10年有効だったのでぎりぎり使えて幸運でした。

写真を見ると自分の老いを改めて感じさせられます。。

現金は世界中どこに行くにせよ必須ですよね。

でもあまりに持ち過ぎると盗まれた時に怖いから、1カ月で困らない程度、20万円分をユーロに替えることにしました。

気をつけないといけないのは、現地では高額紙幣が殆ど使えないことです。

よほど大きな店でないと拒絶されるので、やはり少額紙幣(5、10ユーロ)を用意しないとまずいです。

とはいえ全部そうすると財布がパンパンになってしまうので、ある程度は高額紙幣(100ユーロ)にして大きな店で崩しながら使っていく形になります。僕は半々ぐらいを、レートの悪い空港ではなく予め両替サイトを通して入手しました。。

最近はもっと良いサービスがあって、例えばトラベレックさんの「キャッシュパスポート」にネットバンキングで予め日本円を入れておけば、海外のMASTERカードATMから現地通貨として下ろすことができ、少なくとも高額紙幣を持ち歩くリスクは無くなりそうです。

現金は滞在期間中に丁度良い金額がわからないから面倒くさいんですよね。。

今回は最後に300ユーロぐらい余り、帰国後両替サイトに郵送して円に戻したりしましたが、逆に現地で足りなくなっていたらと思うと怖いです。

イタリアは殺人や強盗みたいな凶悪犯罪は殆ど無いんですが、スリや置き引きはすごく多いんですよね。

実際僕もローマで1度小銭入れを盗られそうになりましたし。。

すんでに気が付いて「No!!」と叫んだら明るく笑って去って行きました。アベックさんでしたが、全然悪びれないですからね。。

その後は貴重品はデイパック(小さなリュック)に入れて前に担ぎ盗られない様に気をつけました。

特に大切な高額紙幣、クレジットカード、パスポートは腹巻に入れて肌身離さず持ち歩いた方がいいです。

イタリアも基本クレジットカード社会ですし、しかも世界遺産があるような観光客の多い観光地では殆どの店でクレジットカードが使えてとても便利です。

いざとなればキャッシングも出来るので心強いですしね。

僕はなぜかクレジットカードを大量に持っているのですが、すごく良いのは

クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険

例えば

ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)だと、

死亡・後遺症と賠償が2000万円、障害・疾病・救援が200万円、携行品20万円

国内旅行でも
死亡・後遺症と賠償が1000万円、手術20万円、入院5000円/日

など、おまけとは言えかなり手厚い保障がついています。

ゴールドカードがあればリッチな空港ラウンジを使えて優越感に浸れたりします。年会費が数千円かかってくるものの、ゴールドは当然保障内容が大きくなります。

UCSカード(ゴールドカード)だと、

死亡・後遺症が5000万円に、携行品が50万円に増える感じです。

これがどれだけ凄いかは海外旅行保険比較で検索するとわかります。

ヨーロッパ30日間で死亡・後遺症・障害・疾病・救援が1000万円、賠償1億円、携行品30万円

の条件で、なんと22970円もかかります。これが旅行の度にかかるのは、、高いですね。。

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は、一番困る死亡・後遺症でみれば2~5倍も保障額が大きいうえ、無料だったり年数千円で一生使える訳だから、凄い節約になります。

因みに一つ注意すべきことがあり、イタリアではVISAとMASTERカードが主流で、JCBカードはまず使えません。

国によって事情が違うみたいなので、海外に行かれる方は予め調べておくといいです。まあ、JCBは基本日本だけですかね。。

スーツケース?リュックサック?

僕はスーツケースを持っていたのですが、本を読むとヨーロッパで移動するならリュックサック(バックパック)の方が便利と書いてありました。

で、早速アマゾンAmazonをチェック。

中にはレジ袋1つで旅する強者バックパッカーもいるらしいですが、さすがに僕は不安でしたので丁度い大き目のサイズのリュックを注文しました。

結果的にこれはホント大正解でしたね。

スーツケースはよほど舗装されたアメリカやオーストラリアの道路なら楽ですが、状態が悪く引きずれない道路だと手持ちになるので滅茶苦茶重くて辛いです。

イタリアの観光地は基本石畳なので、ゴツゴツ凹みに車輪が嵌まって引きずれません。

それに、、現地で分かったことですが、道路は始末してない犬の「う〇こ」だらけなんです。

ラテン系のお国柄なんですかね?

昔フランスでは窓から用を足したとか、ベルサイユ宮殿にはトイレが無いとか、それで道路は悪臭漂い、ご婦人の間で香水が進化したとか聞いたことあります。

イタリア人にもそういう気質があるのか、日本人の方が100倍潔癖症だと思います。

もっとびっくりしたのはイタリアではトイレに便座が無い!?
(もちろん和式のトイレもない!)

しかもかなり汚れていて、どうやって大をするのか最後までわかりませんでした。

さすがにホテルでは便座があるので、そこを使えば大丈夫なんですが、小は外でせざるを得ず、、男性はともかくご婦人は困らないのかなと。。

 

話戻って、石畳だろうが「う〇こ」があろうがリュックなら平気なので、本当助かりました。

かなりの重量でも背中に背負えば全然楽ですからね。

勿論変なものは踏まないように下には気をつけて歩きましたけど。。

弱点はスーツケースと違って柔らかいので、飛行機に搭乗する時に預けると中身が潰れるとか、布地を破られて中身を盗られるとか不安になりましたが、結果的には大丈夫でした。。

逆に布なので軽いメリットの方が大きかったです。

 

あ、因みに僕はそれまでアマゾンAmazonを全く利用して無かったんですが、その時になって初めて入会しました。

月400円(当時300円)で殆どの商品の送料が無料になるのは助かりましたね。

なかなか店では手に入りにくいものでも全て揃っているので、海外旅行関連の物品購入には欠かせなかったです。

豊富な品揃えをつらつら眺めながら、あ、これも要る、これは便利、、という感じで心細い海外での一人旅に向けて十分に準備できたと思います。

アマゾンAmazon~もうレンタルビデオ屋さんは要らないか?

 

次はスマホ!グーグルマップは神。

まあそんなに通話はしないにせよ、ネットが使えないとヤバいと思い、通信装置として海外モバイルWifiルーターをレンタルしました。

携帯の海外通信はもう、どうしようもなく高いですから。。

しかしこれで大変な目に遭うことになり、反省してます。

 

正直、僕はスマホに疎くて通信容量とか判っておらず、気にしてませんでした。

それで、とある業者さんと契約して、成田で受け取って出国したんですよね。

機内では繋がらない(最近は機内Wifiが繋がる航空会社もあるようですけど。。)ですが、現地に到着したらちゃんと繋がったのでひとまず安心しました。

2日目から早速ミラノ万博見物でしたので、あちこち見ては展示館の行列に並び、待っている間はせっせとソシャゲーをしてました。

なにしろ万博は大人気で平均2時間、日本館に至っては6時間待ちなので、並んでいる間ずっとやっていたんですよ。

ほとんど朝から晩まで1日中。。

そしたら、、おそらくご想像どおり、3日目でいきなり通信速度が落ちて繋がらなくなってしまいました。。2GByteの契約でしたかね。通信料オーバーです。

あっと言う間でした。

海外に来てまでネットゲームなんてするんじゃ無かったとか、

後で気づいたんですが会場内は無料Wifiが繋がっていてそれを利用すればよかったとか、

そもそもデータ容量を間違えたとか、

どういうペースで容量が無くなるかの感覚が無かったとか、

後悔するばかりでしたが業者さんに連絡してもどうしようもなく。

 

4日目にして通信手段が無くなってしまった訳です。

あと26日どうするか。。

その後はホテルの無料Wifiでグーグルマップの地図情報をダウンロードし、外では不思議と現在位置が表示できたので自分の居場所を把握できました。

でも他のサイトの情報を取れないのは随分不便でストレスが溜まったものです。

 

今は(iPhoneなら6S以降)、通信各社がSIMフリーに対応しているので、海外に出たら現地の格安SIMを挿すのが一番安く、容量を気にしないで利用できるらしいですね。

知らないと僕のように心細い環境ではまってしまうので気をつけてください。

 

そんな、すったもんだもあったんですが、本当にグーグルマップさんにはお世話になりました。

日本と同じぐらい詳細な地図情報が現地でも得られます。

しかもある程度、ほとんど日本語で表記されます。

 

公共機関を使った一人旅の場合、特に困るのはバスの乗り降りです。

乗るまではそこに行けばいいので何とかなりますが、問題は降りるところ。

なにせイタリア語で「〇×△△×」とかアナウンスがあっても全く聞き取れないのです。

さらに難しいのは乗換え。

途中のバス亭で降りて次のバス停を探して目的のバスに乗り込む、日本なら簡単だけど現地のバスはどれに乗ったらいいかわからない、下手すれば逆走です。

 

電車はバスに較べれば格段に簡単。時計を見てれば大体この時間に着く駅で乗り降りすればいいだけと思いましたが、それは日本の話。

日本ほど正確無比に走る電車は世界に無いです。

世界一ですね。

一方、特にイタリア国鉄は雑で30分や1時間、平気で遅れます。

途中で止まってしまったり、乗継ぎ電車に間に合わなかったり、あげくストライキで1日運休とか、数日単位で計画をボロボロにされます。

 

つい愚痴が出てしまうぐらい大らかなイタリアの交通事情ですが、グーグルマップがとりあえず機能していたお陰で、電車やバスの中で自分がどこにいるか、逆走してないか、どこで降りればいいかは概ね把握できました。

 

グーグルマップという道先案内人がいなければ海外の一人旅は不可能だったと思います。

ネット環境含め、技術の進歩にひたすら感謝するのみです。

 

パスポート、現金、クレジットカード、リュック、グーグルマップ

最小限、これらが揃っていれば困ることはありません。

勿論航空チケットも。。あとはモバイル充電器ぐらいですかね。

現地調達が不安な切符の手配やホテル宿泊手配なども日本にいるうちになるべく済ませておけば道中安心できます。

 

そんな感じで準備万端整えて、イタリアに向けて旅立った訳です。。

多分、続く。。

 

世界遺産とイタリア~初めて訪ねた懐かしい国